- えんき
- I
えんき【円規】⇒ コンパス(1)IIえんき【冤鬼】無実の罪で処刑された人の恨みのこもった霊魂。III
「夢中の~の詞に従へば/経国美談(竜渓)」
えんき【厭忌】いみ嫌うこと。IV「専制の政体を~し/妾の半生涯(英子)」
えんき【塩基】(1)水に溶けたときに電離して, 水酸化物イオンを生じる物質。 また酸から水素イオンを受け取る物質。 水に溶けるものはアルカリと呼ぶことが多い。 赤色リトマス試験紙を青色に変え, 酸と中和して塩と水とを生じる。 電離度により, 強塩基・弱塩基に区別する。 さらに一般的には, 陽子受容体あるいは電子対共与体を塩基と定義する。(2)核酸などの構成成分である窒素を含む環状の有機化合物。 プリン塩基とピリミジン塩基に大別され, 前者にはアデニン・グアニンなど, 後者にはシトシン・チミン・ウラシルなどがある。Vえんき【延期】決めた期日・期限をのばすこと。VI「出発を~する」「上演を~する」「無期~」
えんき【怨鬼】うらみを晴らそうとする死者の霊。VIIえんき【焉耆】中国, 新疆(シンキヨウ)ウイグル自治区の天山山脈南麓(ナンロク)に位置するオアシス都市。 カラシャールの漢名。 シルク-ロードの要地を占め, 漢代に, 焉耆国があり, 中国諸王朝の西域経営の拠点となった。 イエンチー。VIIIえんき【遠忌】「おんき(遠忌)」に同じ。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.